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(オスとメスのカーディナルという鳥がこの写真↑の中に1羽ずついます。どこでしょう?我が家の庭の木に大量に遊びに来ていました。私自身メスは初めて直接見ました。)

旦那も息子達もせっかくのまとまったお休み(2週間)なので、家族で車で13時間かけて南部のフロリダ州やルイジアナ州にでも暖かさを求めて旅行しようかと話をしていたのですが、長男が「せっかくの休みだからゆっくり家で過ごしたい」といい、ダラダラと家で過ごしている私達家族です。

大人は「せっかくの休みだから」と休みをスケジュールで埋めて、得した気分になりたい。
子どもは「学校がずっと休みでやりたいことがやっとできる」と、家でのゆっくりとした時間を楽しみたい。

ということで、子供の希望に合わせのんびりと毎日を過ごしている我が家です。
本を読んだり、テレビゲームしたり、水槽の掃除したり、買い物に行ったり、プロジェクトしたり、料理したり、工作したり、思いつくままに各々の時間を楽しんでいます。なかなか、「暇だー」という言葉は息子たちの口からは出てきません。

さて、「暇」といえば、最近読んだ本の中で、私が考えている「暇の価値」感と重複する部分があったので、そのことについて少し書いてみようと思います。


■過剰なアクティビティは子ども本人のモチベーションや自身を導く能力を制限してしまうかもしれない。

スポーツ、お稽古事、クラブなど、アメリカでも親は子供のアクティビティに力を入れます。
保育園、幼稚園、小学校に週5日通い、加えてのアクティビティは子供達からゆっくりとできる時間を奪います。
学校も上記のアクティビティもすべて「子供が大人の指導や判断に従う」というのが前提です。
高校の頃によく言われた「指示待ち人間にはなるな」という先生の言葉ですが、子供たちを始終囲んでいる状況が「指示待ち人間に」にさせる環境です。先生やコーチの指導をよく聞いて、その通りにする、ということ。我流は怒られますよね。

このようなアクティビティで子供たちを固めてしまうと、子供たちが自分で考えようとしなくなります。
先生、コーチ、親などの大人の評価をいつも伺う人間になります。自分の中から湧き出たアイデアや疑問を外に出すことがなくなります。

このような状況で子ども自身からモチベーションが生まれるのは難しいです。
例えば、そのモチベーションが生まれても、それは自分がやっていることが好きで生まれたモチベーションか、もしくは親(や他の大人を)喜ばせたい一心で生まれたモチベーションなのか。それによって、過程の楽しみも結果さえも変わってきます。

子どもにゆっくりとした暇な時間があることで、自分のやりたいこと興味のあることを長い時間をかけて考えることができる。思いにふけることができる。自分の興味から知りたい、○○したいという気持ちからモチベーションが自然と生まれる。
大人からの評価を受ける為に出来上がったモチベーションは、自分で自分自身を客観的に見直す機会を失い、「指示待ち人間」ならぬ「評価待ち人間」を作ってしまう。


”子どもには何もしない時間が必要だ” Simplicity Parenting より


■「暇」という贈り物

現代では贈り物になりえるという「暇な時間」。
昔はたくさん子どもの日常に散りばめられていたのに、今は与えなければいけなくなった「暇な時間」。

”暇な時間というのはクリエイティビティの前身となりうる” 

”子どもたちが色々なアクティビティで常にあちらこちらと忙しくしていると、子どもたち自身が「何をしたいのか」知ることが難しくなる。というより、誰もそれを聞いていない。スケジュール、やらなくてはいけないこと、計画、そして親や大人がそれらを操っている。”

”親によってスケジュールを管理されたり楽しませられたりする代わりに、子どもがやりたいことを見つけることでクリエイティビティを養うことができる。子どもが自分の世界を作ることができる。”   Simplicity Parenting より

私達大人は常に子供たちに何かすることを与えなければいけないと思ってしまいます。
子供時代を「充実したものに」させてあげたいと考えます。
「充実したもの=生産性のあるもの」、「吸収力の高い子供のうちに色々なアクティビティに挑戦させてあげたほうがいい」と勘違いします。
子どもが「お母さん、暇だよ~」と言ったら、どこかに連れて行かなきゃ、暇な時間をアクティビティで埋めなきゃと親は思ってしまうけれど、そのまま放っておくことも大切なのですね。

昔は子どもは暇だと言う前に、「外で遊んで来い」と追い出されたり、「家のお手伝いをしなさい」と言われていたものですよね。

我が家は、息子たちがたまに「お母さん、暇だ~」と言うと、「暇はいいことよ。なんか自分でやりたいこと探しておいで」と言っています。すると、どちらもやりたいことをすぐ見つけて、長々と集中してやっているということがあります。ただし、あまり「暇だ~」とは言わないのですが。

「暇がたくさんあるとどうなるか」の我が家の例として、長男も次男も今ポケモンにはまっています。

学校でポケモンカードが人気のようです。毎日学校のある日はポケモンカードを持っていきトレードして帰ってきます。

冬休みはこのポケモンがプロジェクトで、2人の思いつくままに色々なことをやっています。
★ポケモンカードをコンピューターを利用して作ってみる。
★ポケボール(ポケモンが入っているボールでいろんな種類がある)をゴルフボールを使って色々な種類を作る。
★ポケモンを手描きする。
★存在しないポケモン(マイポケモン)を考える。描く。
★YouTubeを作る。
★ポケモンのコミックブックをひたすら読む。
★ポケモンのゲームをする。
★自分がポケモンになって兄弟で戦う。

次から次へとよく思いつくもんだなぁと思います。
外は寒いので毎日そう長くは出ないので、こうやって室内でやれることを自分で探してくれるとありがたいです。

これからも子供たちの暇な時間を大切にしたいと思います。

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